正式には槻御殿(けやきごてん)といい、楽々の間を増築して以来楽々園と呼ばれるようになった、二の丸の北東部にある藩の下屋敷です。昔は広書院、紅葉の間、雀の間などがあり、表方、奥方をともに備えた広大な建物でした。また、井伊直弼もここで生まれました。現在は5分の1ほどが残っており、外観のみ見学できます。