滋賀ロケーションオフィス

ＷＯＷＯＷが放つ新感覚盗賊エンターテインメント「ふたがしら」待望の続編！
パワーアップした、最強盗賊一味のふたがしらが戻ってくる！！

松山ケンイチ演じる、明るく豪快な弁蔵と、早乙女太一演じる、頭脳明晰でクールな宗次の２人の盗賊が、“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をモットーに、巧妙な駆け引きと騙し合いの中、鮮やかに“つとめ”を遂行していく痛快時代劇。
シーズン１のラストでは、自分たちの盗賊一味「壱師」を築いた弁蔵と宗次。シーズン２では、「壱師」のかしらとなった２人の、江戸の頂点を目指す新しい戦いを描きます。

-------------------------------------------------------
９月からの放送にむけて、６月１日（水）国宝・彦根城でロケが行われました。
この日は弁蔵と宗次率いる壱師一味が千両箱を船で運ぶシーンを、彦根城の堀を使って撮影。
５〜８メートルほどもある堀を使ってのナイトロケに、入江監督は「これだけ大きな堀で撮影できるのは嬉しい」と満足げ。
夜の闇と照明に照らされた水面の輝きが対照的な堀を静かに船が渡っていく。
「堀を使う場面は現代劇にはないシチュエーション」と入江監督は時代劇ならではの醍醐味を生かすため、粘りに粘り、撮影が終了したのはなんと朝の５時！　
こだわりのシーンにもぜひ注目してください。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
彦根の“ひこにゃん”も激励に駆けつけました！！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　ひこにゃんは、今年、誕生10周年と息の長い人気を誇る彦根市の公式キャラクター。
ひこにゃんをはじめて間近に見て握手をした江監督は「実物がこんなふわふわしてると思わなかったです。兜がすごくきれいですね」とにこにこ。
「もし、ドラマにひこにゃんが出るとしたら？」という質問には、「弁蔵の夢の中ですかね」とユーモアで返した監督。
最後はひこにゃんからひこにゃん人形をサプライズでプレゼント！
緊張が続く現場に、笑いと和みをくれたひこにゃんでした。

★★ 入江悠監督より一言 ★★
WOWOW連続ドラマ初の時代劇として誕生した『ふたがしら』のパート１は、悩める若者たちの青春ロードムービーのような世界観でしたが、続編である今回は、少し成長した主人公たちが腰を据えて大活躍します。
作品スケールが大きくなったことに伴い、彦根城ロケをはじめとして、撮影規模も大きくなりました。
江戸時代、人々の生活には水路（堀）が重要であったため、堀のロケをどこで行おうかと探したところ、彦根城ほどきれいで大きなところはなかなかなく、ぜひここで撮影したいと思いました。
景観が美しく、いい画が撮れそうです。

＜ストーリー＞
　江戸の夜。暗闇の中、うごめく人影。弁蔵と宗次“ふたがしら”の盗賊一味「壱師」は、“つとめ”を鮮やかにこなしていた。昼は、品川の宿で働く弁蔵（松山ケンイチ）と宗次（早乙女太一）。料理の仕出しをする宗次に対し、弁蔵は賭場でばくちを打つ日々だ。ある日、弁蔵は賭場で勝ち続ける男、蔵蔵（くらぞう）に出会い、意気投合する。早速、吉原に繰り出した弁蔵と蔵蔵だが、男衆に捕まった若い娘を追って来た宗次と遭遇。そんな３人の前で花魁道中が始まるが、その花魁を見て驚く弁蔵と宗次。そこにいたのは、おこんだった。おこんは、弁蔵と宗次に、遊女１１人を盗み出してほしいと仕事を依頼する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が着任早々、次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた―。
　そんな中で、「壱師」の“つとめ”が始まるのだが…。