滋賀ロケーションオフィス

≪ 作品概要 ≫　HPより抜粋　
　祇園のクラブのママ・芦屋遥比（藤真利子）の豪邸で、“第3回京都ミステリーマニアの会"と“滝水美々奈先生の初出馬を激励する会"が、盛大に行われていた。滝水美々奈(東風万智子)は、昨春に処女作『巷に・・雨降る』で日本一のミステリー大賞、大江戸晴彦賞を受賞した新人作家。秋には参議院選に出馬するという。遥比にとって、彼女の店でホステスとして働いていた美々奈は娘以上の存在だった。
　そこへ、招待を受けた警視庁捜査一課の警部補、野呂盆六（橋爪功）がやって来た。すると、美々奈におもちゃの拳銃を手渡す遥比。パーティーのサプライズ演出だったが、美々奈が拳銃を放つと、盆六は吹っ飛んでしまう。拳銃はおもちゃではなく、本物だった。だが、聞こえた銃声は2発。見れば、会場の壷が倒れていた。驚いた一同が銃声の聞こえたベランダに飛び出すと、そこにはパイプをくゆらす盆六の姿が。実は、彼は盆六と7歳の時に別れ、イギリスに住む日本人夫婦の養子となった双子の兄・大当瓶五（橋爪功の二役）だった。イギリスで売れないミステリー作家をしている瓶五は、ズタ袋のおかげで命拾いした盆六と再会を果たす。
　ところが、ベランダの植え込みで、元判事で“マニアの会”の理事長・小佐野洋元（西田健）の死体が見つかる。
　自身も容疑者として疑われている瓶五は、遥比夫人を犯人だと断言し、盆六と真っ向から対立。捜査が膠着するなか、次々と殺人が起こる。そして核心にたどり着けないまま、瓶五にも魔の手が忍び寄り・・・。

≪ 滋賀のロケ地 ≫　
・大津市：琵琶湖グランドホテル、びわこ大津館、滋賀県庁
・甲賀市：みなくち子どもの森

※元々ホテルであったびわこ大津館。今回は、クラシカルなホテルの設定として撮影が行われました。
※滋賀県庁内の滋賀県政記者クラブが初めて撮影に使用されました。