滋賀ロケーションオフィス

≪番組概要≫　番組HPより　
江戸の町で繰り広げられる「まっすぐな男の恋と謎解きの物語」
2014年元日放送予定の正月時代劇「桜ほうさら」は、人気小説家･宮部みゆきさんの話題の時代ミステリーのドラマ化です。父の無罪を証明しようとする、まっすぐな主人公の「事件の謎解き」を縦軸に、江戸市中の「濃いキャラクターの人々との出会い」を横軸に描く、正月の夜、家族全員で楽しめる娯楽時代劇です！

※ＮＨＫドラマでは初のフル４Ｋで制作。４Ｋ対応ではないテレビでも、普段の映像より鮮明な映像になるとのうわさ・・皆さんの目で確かめてください。

≪滋賀のロケ地≫
・八幡堀（近江八幡市）
・彦根城玄宮園（彦根市）

・八幡堀の風景に興味を持たれた監督が「ぜひ八幡堀で撮影したい」と熱望してくださってロケが敢行されました。11月の撮影なのに「桜」！この作品では「桜」がピュアな恋の中心に描かれることから重要な存在なのです。美術さんの手により突如、満開の桜が咲きました。

・桜とともに、この世界観を作る「木船」。八幡堀でも、玄宮園でも木船の調達が思った以上に大変でした。舟をこぐのは滋賀ロケではお馴染みの船頭さん。近年船も機械化になり、実際に櫓が漕げる方は少ないのです。器用に船を操って、目立ちすぎず、風景にとけこんで下さっています。

・今回のエキストラさんの多くは真っ暗な早朝から集合していただきました。時代物のため、鬘や衣装の準備に時間がかかるのです。みなさんとてもよく似合っており、町人や人足、行商人や岡っ引きなどに扮していただきました。主役から離れたところでも、歩き方を工夫してくれたり、アドリブですれ違う人を演じたり、中睦まじい夫婦や親子を演じたり、細かい演技をしています。またエキストラさんだけの1シーンもある予定です。エキストラさんの演技にもぜひ注目してください。

・夜は笙之介（玉木宏）と和香（貫地谷しほり）の別れのシーンを撮影。二人の美しいシーンのはずなのに何かが違う？！水面に周りの灯りや不要なものが映し出されてしまっていたのです。スタッフはあわてて近所のお家に照明を消していただくお願いにいったり、映りこまない様に覆いをしたり。今回はＮＨＫ初の４Ｋ映像ということもあり、いつも以上に繊細で気を遣う撮影になりました。

・別の夜は笙之介（玉木宏）がある人物に追いかけられるシーンを撮影。二人とも足場の悪いお堀を何度も全力疾走されていました。笙之介はお人よしで剣の腕はからきし弱いちょっと頼りない役。本番前は凛とした精悍な笙之介が、「本番」がかかるとあたふた走る姿が印象的でした。